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2006/08/24

米国特許公報の豆知識。(1)

photo 029「どうしよう、夏休みはあと1日なのに、自由研究が!」と、 内心(手伝わされたり、泣かれたりしたら大変だわ・・・。)と思いつつ、 娘の挙動を見守っていたところ、

昨日、学童から帰宅してから、一挙に観察をし、デジカメ撮影をし、模造紙に記録を書きつつ、母(私)に写真のプリントをさせ・・・あれよあれよという間に、自由研究完成♪びっくりしました。(但し3時間ほどで出来た代物なので、内容は推して知るべし。笑)

あとは「歯磨きカレンダー」をまとめ塗りすれば、新学期の準備完了ですっ!(・・・おいおい)

では、本日のテーマです。

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本日のお題 【米国特許公報の豆知識。1.文献識別コードが変化】
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7月末から、ポツポツと書き始めたこのブログ。そういえば、米国特許を扱った事がなかったのです。

そこで今日から米国の公報について、日頃「面白いな」「不思議だな」と感じる点をいくつか取り上げてみます。

まずは「文献識別コード」。米国では2001年から公開公報の発行がスタートしていますが、その時に文献識別コードも地味~に変更されているのですね。

文献識別コード:「WIPO ST.16」(英語:WIPOのサイト)

↑WIPOの資料、77頁~ が詳しいです。でも、ちょっと読みにくいので、要約するとこうなります。

米国特許の公報種別

旧法  新法

登録公報(特許公報)

公開公報

以前は、「出願後、最初に公開(発行)される公報が登録公報だった」ので、識別コードAがついていましが、2001年3月以降、公開公報が新設されたので、「公開がA、登録がB」に改められました。

まず、これが2000年に発行された公報。バーコードの下に[US0060100000A]と、識別コードが入っています。(クリックで、少し大きくなります。)

us6010000a

次に、2001年秋に発行された公報。バーコード下と、Patent No.の表示、両方に[B1]と入っています。(こちらも、クリックで少し大きくなります。 ) 

us6300000

検索の時は・・・

USPTOでは、  DBの入り口自体がIssued PatentsPublished Applications に分かれているので、特に種別を意識したり、公開と登録が混ざらないよう、注意したりする事もありません。

気をつけたいのは、両者が混在している商用データベースの場合。例えば、dialogでいうと File 340、 CLAIMS など。

CLAIMSの特許種別コード (dialog資料から抜粋)

特許種別コード 内容
US A 登録特許(~2000年)
US A1 公開特許(2001年~)
US A2 公開特許の2次公報(2001年~)
US A9 訂正した公開特許(2001年~)
US B1 公開を経ない登録特許(2001年~)
US B2 公開を経た登録特許(2001年~)
US E1 再発行特許(1963年~)
US H1 法定発明登録(1985年12月~)
US I4 防衛出願公告(~1985年11月)
US P 登録植物特許(~2000年)
US P1 公開植物特許(2001年~)
US P2 公開を経ない登録植物特許(2001年~)
US P3 公開を経た登録植物特許(2001年~)
US S1 意匠特許(1976年12月~)

公報種別[A*]の中に、登録と公開が混在していますよね。

この時期「上期のまとめ」とか「来期の方針」などの参考資料として、特許件数の統計資料を作る方もいらっしゃるかも・・・。そのような場面では、USPTOで「出願人*登録年* ・・・」と検索する事もできますが、「5社×10年分×3分野=150回検索」なんて事になると、USPTOで検索するのは時間と手間がかかり過ぎます。やはり商用データベースで一挙に検索する方が、多いのではないでしょうか。

DIALOGのCLAIMSの場合ですと

登録特許に限定する検索は、PC=(US A+US B?) または DT=GRANTED

になります。

他に、USPATFULLや、WPIはどうか。STNのコマンドではどうか・・・?など、該当DBは色々ありますね。順次、この記事に追加していきたいと思います。

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