米国特許公報の豆知識。(1)
「どうしよう、夏休みはあと1日なのに、自由研究が!」と、 内心(手伝わされたり、泣かれたりしたら大変だわ・・・。)と思いつつ、 娘の挙動を見守っていたところ、
昨日、学童から帰宅してから、一挙に観察をし、デジカメ撮影をし、模造紙に記録を書きつつ、母(私)に写真のプリントをさせ・・・あれよあれよという間に、自由研究完成♪びっくりしました。(但し3時間ほどで出来た代物なので、内容は推して知るべし。笑)
あとは「歯磨きカレンダー」をまとめ塗りすれば、新学期の準備完了ですっ!(・・・おいおい)
では、本日のテーマです。
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本日のお題 【米国特許公報の豆知識。1.文献識別コードが変化】
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7月末から、ポツポツと書き始めたこのブログ。そういえば、米国特許を扱った事がなかったのです。
そこで今日から米国の公報について、日頃「面白いな」「不思議だな」と感じる点をいくつか取り上げてみます。
まずは「文献識別コード」。米国では2001年から公開公報の発行がスタートしていますが、その時に文献識別コードも地味~に変更されているのですね。
文献識別コード:「WIPO ST.16」(英語:WIPOのサイト)
↑WIPOの資料、77頁~ が詳しいです。でも、ちょっと読みにくいので、要約するとこうなります。
米国特許の公報種別
旧法 : 新法 登録公報(特許公報)
A
→ B
公開公報 A
以前は、「出願後、最初に公開(発行)される公報が登録公報だった」ので、識別コードAがついていましが、2001年3月以降、公開公報が新設されたので、「公開がA、登録がB」に改められました。
まず、これが2000年に発行された公報。バーコードの下に[US0060100000A]と、識別コードが入っています。(クリックで、少し大きくなります。)
次に、2001年秋に発行された公報。バーコード下と、Patent No.の表示、両方に[B1]と入っています。(こちらも、クリックで少し大きくなります。 )
検索の時は・・・
USPTOでは、 DBの入り口自体がIssued Patents と Published Applications に分かれているので、特に種別を意識したり、公開と登録が混ざらないよう、注意したりする事もありません。
気をつけたいのは、両者が混在している商用データベースの場合。例えば、dialogでいうと File 340、 CLAIMS など。
CLAIMSの特許種別コード (dialog資料から抜粋)
| 特許種別コード | 内容 |
| US A | 登録特許(~2000年) |
| US A1 | 公開特許(2001年~) |
| US A2 | 公開特許の2次公報(2001年~) |
| US A9 | 訂正した公開特許(2001年~) |
| US B1 | 公開を経ない登録特許(2001年~) |
| US B2 | 公開を経た登録特許(2001年~) |
| US E1 | 再発行特許(1963年~) |
| US H1 | 法定発明登録(1985年12月~) |
| US I4 | 防衛出願公告(~1985年11月) |
| US P | 登録植物特許(~2000年) |
| US P1 | 公開植物特許(2001年~) |
| US P2 | 公開を経ない登録植物特許(2001年~) |
| US P3 | 公開を経た登録植物特許(2001年~) |
| US S1 | 意匠特許(1976年12月~) |
公報種別[A*]の中に、登録と公開が混在していますよね。
この時期「上期のまとめ」とか「来期の方針」などの参考資料として、特許件数の統計資料を作る方もいらっしゃるかも・・・。そのような場面では、USPTOで「出願人*登録年* ・・・」と検索する事もできますが、「5社×10年分×3分野=150回検索」なんて事になると、USPTOで検索するのは時間と手間がかかり過ぎます。やはり商用データベースで一挙に検索する方が、多いのではないでしょうか。
DIALOGのCLAIMSの場合ですと
になります。
他に、USPATFULLや、WPIはどうか。STNのコマンドではどうか・・・?など、該当DBは色々ありますね。順次、この記事に追加していきたいと思います。
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