ファミリー情報/Coverageに注意しよう!

思えば最近、「実家でスイカ」とか「子供の地区行事でスイカ」「クラス行事でスイカ」。行く先々で、スイカに遭遇します。夏ですものね~。
でも、昔ほどは「きゃ~★スイカ!食べたい!」って思わない自分に気付きました。やっぱり、汗をかいたりしないから、なんですかねぇ?日中、全然外に出ていませんもん。。。
では、今日のお題です。
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本日のお題 【ファミリー情報/ Coverageに注意しよう】
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ここまでに、
欧州特許庁のESP@CENET、
ドイツ特許商標庁のDEPATISnet
欧州特許庁の Open Patent Services (OPS)
3つ、紹介してきました。
この3つの情報源、そして、商用データベースなど、すべてのパテントファミリー調査で注意が必要なのが、 Coverage(カバレッジ:データ収録範囲)です。
まず、Coverageについて説明します。
パテントファミリーを収録したデータベースでは、 すべての収録国のデータが同じように入っているわけではありません。例えば、アジア各国の特許情報は、 情報入手そのものにタイムラグ(遅れ)があったり、また、データベース化するために英訳が必要だったりするために、 公報発行から私たちが検索できるようになるまでに、1年以上かかる事も珍しくありません。
一方、米国・欧州などの特許情報は、元々アルファベット表記されている事、 主要国である事から、公報発行後、1か月以内に検索可能になったりします。
このような違いがあるので、どのデータベースでも「A国の特許情報は、 2006年6月発行分まで収録完了しました。B国の特許情報は、2005年10月発行分まで収録完了です。」 といった情報を明記しています。これがCoverageというものです。
また、DEPATISnetの項目で触れたように、 「ESP@ CENETは70ヶ国収録。DEPATISnetは10ヶ国だけ収録。 」というような収録国の違いや、国によって「公開情報は収録するけれど、登録情報は非収録」というパターンもあります。この点も、 Coverageを見るとわかりますので、確認しておきましょう♪
ちょっとめんどくさいでしょうか?? でも、 Coverageの事を知らずに検索してしまうと、例えばこんな問題が起こります。
・・・・ESP@ CENETで、日本の公開番号からの検索を行いました。パテントファミリーとして、2006年発行の米国、 欧州特許が表示されたので、「日本の他、US,EPがあります。」と、報告しました。
しかし、実際には中国・韓国の公開特許が、 2006年5月に相次いで発行されていたのです。中国の公開は2006年3月発行分まで、 韓国の公開は2005年3月発行分までの収録だったので、この2件は見落としてしまいました。
この例ですと、米・欧の公報発行が2006年ですので、 その他の各国出願がもしあれば、やはり2006年に発行されている、と推定して「他にも公報が出ているかもしれませんが、ESP@ CENETの収録タイムラグがあり、今は確認できません。」と、一言添えておけば間違いがありません。
このように、Coverageは地味な存在ですが、 確認しておくと検索で得た情報の信頼性もぐ~んと上がります。各データベースのCoverageのURLを載せておきます。
ESP@CENET ・・・ ワールドワイド・データベース - 詳細な収録範囲
OPS/INPADOC ・・・ Contents and coverage (書誌事項とリーガルステータスに分かれています。)
DEPATISnet ・・・ Data coverage
おまけ:
Derwent WPI ・・・ Derwent Coverage
そうそう!日本が第一国のケースに関しては、ESP@ CENET等にデータが入っていなくても、対応出願の有無を推定できる時がありました。
この情報は、また次回・・・。
今日は、この辺で。
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コメント
harp beep!abstraction!Vassar conflagration legume
投稿: | 2007/03/31 06:08